妊娠・妊婦健診
妊娠に気づいたら、最初に確認したいこと

生理が予定日を過ぎてもこない、体温が下がりにくい。そんな小さな変化に気づいたときは、一人で判断せず早めに受診しましょう。妊娠しているかどうかの確認から、赤ちゃんの心拍が確認できるまでの数週間は、気持ちが落ち着かないという方も多い時期です。
堀産婦人科では、妊娠が分かってから妊娠30〜36週ごろまでの妊婦健診を担当し、そのあとは愛育病院をはじめとする提携先の分娩施設へ紹介状をお渡しして引き継いでいます。
妊娠がわかってからの診察は、そのときどきの体調や気持ちの変化に合わせて進めていきます。
妊娠・妊婦健診に関するご案内は、知りたいことに応じて6つのページに分けています。気になる項目を、下記の表から選んでご覧ください。
| お悩み・目的 | ご案内ページ |
|---|---|
| 健診の内容や転院までの流れを知りたい | 妊婦健診のご案内 |
| 初期の血液検査で何がわかるか知りたい | 妊娠初期検査項目 |
| 妊娠中にかかりやすい感染症を知っておきたい | 妊娠中の感染症 |
| 赤ちゃんのRSウイルス感染を予防したい | RSウイルスワクチン「アブリスボ」 |
| 出血・つわり・服薬など気になる症状の対処法を知りたい | 妊婦健診Q&A |
| 体調の変化が妊娠のサインか確認したい | 妊娠初期症状セルフチェック |
妊婦健診で行うことと、転院までの流れ
大きな病院での健診は、待ち時間が長かったり、行くたびに担当の先生が変わったりして落ち着かない、というお話をよく伺います。堀産婦人科では、妊娠30〜36週ごろまでの健診を当院が担当し、出産は愛育病院をはじめとする提携先の病院にお願いする役割分担をとっています。院長は愛育病院の非常勤医師も兼ねているため、健診での経過を転院先へ伝えやすいのも当院ならではの体制です。
健診のたびに体重・血圧・尿検査などの基本的なチェックを重ね、赤ちゃんと母体の様子を継続して見ていきます。厚生労働省の基準では妊娠期間を通じて合計14回ほどの受診が目安とされ、妊娠12週ごろまでは3〜4回ほどこまめに通っていただきます。健診の間隔は週数が進むにつれて短くなり、内容は次のように変わっていきます。
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妊娠2〜3ヶ月ごろ
妊娠反応と心拍を確認し、赤ちゃんが順調に育っているかを一緒に見ていきます。分娩予定日もこの時期に決まります。
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妊娠4〜6ヶ月ごろ
4週に1回のペースで健診にいらしていただきます。お産をお願いする病院への手続き(セミオープン登録)も、この時期から進めます。
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妊娠7〜8ヶ月ごろ
健診の間隔が2週に1回に変わります。妊娠糖尿病の検査や子宮頸管の長さの確認など、後期に向けた検査が増えてきます。
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妊娠8ヶ月以降・転院
提携先の分娩施設へ紹介状をお渡しし、妊娠30〜36週ごろを目安に転院していただきます。
里帰り出産をお考えの場合も、転院までの流れは同じです。里帰り先が決まったら、できるだけ早い段階で教えてください。紹介状の準備やこれまでの健診記録の引き継ぎには時間がかかるため、里帰りの時期が決まっている方ほど早めのご相談をお願いします。健診の内容や転院までの詳しいスケジュールは妊婦健診のご案内のページにまとめました。
妊娠初期の血液検査でわかること
採血の説明を受けて、項目の多さに驚く方は少なくありません。妊娠9週前後を目安に、血液型や感染症、貧血の有無など複数の項目をまとめて調べるのは、その後の健診方針やお産の準備に関わる情報を早いうちに把握しておくためです。主な検査項目は次の8つです。
- 血液型(ABO型・Rh型)・不規則抗体
- 血算・貧血・血小板
- 梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV等の感染症スクリーニング
- 風疹・トキソプラズマ・HTLV-1抗体
- 妊娠糖尿病スクリーニング
- 凝固因子検査
- 肝機能検査
- 甲状腺機能検査
それぞれの項目が何を調べているものか、Rh(-)型だった場合の対応も含めて妊娠初期検査項目のページで説明しています。
妊娠中に気をつけたい感染症
検査結果の説明で聞き慣れない病名が並ぶと、不安になる方もいらっしゃいます。
母子感染には「胎内感染」「分娩時感染」「母乳感染」の3つの経路があり、妊婦健診ではこれらを血液検査などで早めに見つけ、時期に応じた対応をとります。
なかでも注意しているのが「TORCH症候群」で、トキソプラズマ・梅毒やB型肝炎等・風疹・サイトメガロウイルス・単純ヘルペスウイルスの頭文字から名づけられました。
妊娠中に初めて感染すると赤ちゃんへの影響が大きくなりやすいため、抗体があるかどうかを早い段階で確認しておきます。感染経路ごとの仕組みや、日常生活で気をつけたい点は妊娠中の感染症のページで詳しくご紹介しています。
RSウイルスワクチン「アブリスボ」
予防接種のタイミングを逃したくない、という声を多くいただきます。
堀産婦人科では、妊娠24〜36週(28〜36週での接種が望ましい時期です)の方を対象に、RSウイルスワクチン「アブリスボ」の接種を行っています。お母さまの体に接種することで生まれてくる赤ちゃんに抗体を届け、自分自身の免疫がまだ十分でない生後6ヶ月未満の時期の重症化を防ぐという考え方のワクチンです。
料金や予約方法、対象時期の詳細はRSウイルスワクチン「アブリスボ」のページでご確認いただけます。
出血・つわり・お薬の心配ごと
出血や下腹部の張り、つわり、うっかり飲んでしまった薬のことなど、妊娠中は些細な変化にも気持ちが揺れやすくなります。多くは経過を見て問題のない生理的な変化ですが、様子を見ずにすぐ連絡してほしいサインもあります。
- 鮮血の出血が続く・量が増える
- 生理と同程度以上の出血がある
- 強い痛みを伴う出血がある
受精後2週間ほどは薬の影響を受けにくい時期とされていますが、実際に妊娠に気づく頃にはこの時期を過ぎていることも多いものです。服用した薬の名前と時期は自己判断せず、次の健診で必ずお伝えください。出血・つわり・服薬をはじめとするよくあるご質問は妊婦健診Q&Aのページにまとめています。
妊娠初期症状のセルフチェック
下腹部の痛みやつわり、気分の浮き沈みなど、妊娠初期には普段と違う変化が次々に現れます。妊娠初期症状セルフチェックのページには、よく見られる代表的な11項目をまとめました。いくつか当てはまったからといって、それだけで妊娠と決まるわけではありません。気になる症状がある場合や、強い痛み・出血を伴う場合は、自己判断で様子を見ず、早めの受診が安心です。
よくあるご質問
初診はお電話かWEB予約でご連絡いただくとスムーズです。2回目以降の健診日は、診察の中でそのつど決めていきます。
健診全体の流れを知りたい方は妊婦健診のご案内から、体の変化が気になる方は妊娠初期症状セルフチェックから読んでいただくと分かりやすいと思います。
里帰り先や転院先が決まった時点で、できるだけ早くお知らせいただけると助かります。健診の途中で紹介状をお渡しする形でご案内しています。
母子感染の経路とTORCH症候群については妊娠中の感染症のページ、RSウイルスワクチンの対象時期や予約方法はRSウイルスワクチン「アブリスボ」のページでご案内しています。
妊娠中の生活・気になることについて
- 母子手帳、父子手帳
- 妊娠線の予防
- 妊娠中の喫煙について
- 妊娠中の飲酒について
- 妊娠中のカフェイン摂取
- 胎動を感じましょう
- インフルエンザ予防接種
- 妊娠中の花粉症対策
- 早産、破水の原因
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- 妊娠中に注意する漢方
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この記事の監修者
妊娠初期の体調変化が気になる場合は、まず妊娠初期症状セルフチェックで症状を整理したうえで、お気軽にご相談ください。