主な検査

  • 基礎体温

    朝、目が覚めてすぐ、体を動かす前に婦人体温計で測り、表に記録します

  • 超音波検査

    経腟から、卵巣や子宮の状態をその場で確認します

  • 子宮頸管粘液検査・フーナーテスト

    性交後に来院し、子宮口や頸管粘液を採取して調べます

  • ホルモン検査

    採血で、卵巣の働きや排卵に関わるホルモンの値を調べます

検査何がわかるか受けるタイミングの目安
基礎体温排卵の有無・黄体機能毎日測定
超音波検査卵胞径・子宮内膜の厚さ・筋腫の有無等周期に応じて複数回
子宮頸管粘液検査・フーナーテスト精子と頸管粘液の相性排卵日付近
ホルモン検査卵巣機能・ホルモンバランス月経開始3〜5日目ごろが目安
各検査の補足
  • 基礎体温から、排卵があったか、排卵後に黄体ホルモンが出ているか(黄体機能)がわかります。記録をお持ちいただくと、その場で周期のパターンを一緒に確認できます。
  • 超音波検査では、卵胞の大きさや子宮内膜の厚さから排卵の時期を推定します。子宮筋腫・子宮腺筋症・卵巣のう腫の有無もあわせて確認できます。排卵のタイミングは一度では分からないことが多く、周期の中で何度か通っていただくことがあります。
  • フーナーテストは、排卵日の前後に性生活を持ったあと来院して受けます。顕微鏡で精子の運動性や数を見て、精子と頸管粘液の相性を調べます。
  • ホルモン検査では、卵胞刺激ホルモン(FSH)・黄体化ホルモン(LH)・エストラジオール(E2)・プロラクチンなどを測定します。

検査を受ける流れ

検査は月経周期に合わせて数回に分けて進めます。基礎体温の記録があると初診のご案内が変わるため、お持ちの方は持参してください。記録がない場合は、来院時に測り方からご説明します。

  1. 問診・基礎体温表の確認

    これまでの周期のパターンを確認します。

  2. 周期に応じた検査の予約

    超音波検査や子宮頸管粘液検査・フーナーテストは受ける時期が決まっているため、次回の来院日を調整します。

  3. ホルモン検査(採血)

    周期の時期を見ながら採血を行います。

  4. 結果説明・治療方針のご提案

    結果がそろった時点で、タイミング療法や人工授精など当院で対応できる治療方針をお伝えします。

原因がわかったら、不妊症治療をご提案します。体を整えたい方には、プレコンセプションケアもご案内しています。

よくあるご質問

Q
検査はどのタイミングで受ければよいですか?
A

基礎体温は毎日測っていただき、超音波検査や子宮頸管粘液検査・フーナーテストは排卵の時期など、周期に応じたタイミングで受けていただきます。ホルモン検査は月経開始から3〜5日目ごろに採血することが多く、周期には個人差があるため、来院時にタイミングをご案内します。

Q
フーナーテストの結果が悪い場合はどうなりますか?
A

頸管粘液や精子の状態を踏まえて、人工授精(AIH)などの治療をご提案することがあります。詳しくは不妊症治療のページをご覧ください。

Q
検査は1回で終わりますか?
A

検査項目によっては、月経周期の異なる時期に複数回に分けて受けていただきます。基礎体温だけは毎日の記録が必要です。

Q
パートナーも検査を受ける必要がありますか?
A

不妊の原因は女性側だけでなく男性側にもあり得るので、パートナーの方にも一緒に検査を受けていただいています。院内には精子特性分析装置「SQAクイックチェック」を導入していますので、通院先を分けずに検査が可能です。

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この記事の監修者

院長 堀 量博

院長

堀 量博(ほり かずひろ)

堀産婦人科

  • 日本産婦人科学会認定医
  • 日本臨床細胞学会指導医
  • 母体保護法指定医
院長プロフィールを見る

検査結果をもとにした治療方針は、不妊症治療のページでご確認いただけます。基礎体温表が今お手元になくても、初診のときにご相談いただけます。