退院後にお伝えしたいこと

手術を終えて麻酔から覚めると、この痛みや出血がいつまで続くのか、このまま普段の生活に戻ってよいものか、不安になる方は少なくありません。

堀産婦人科では、手術翌日・1〜2週間後の診察、月経が来たあとの子宮鏡検査という3回のタイミングで身体の回復を確認しながら、避妊についてもお話ししています。退院後の通院スケジュールと生活の目安を、このページにまとめました。

術後の通院スケジュール

通院は、次の3つのタイミングで進みます。

  1. 手術翌日の診察

    エコー(超音波)検査で子宮内の状態と出血の様子を確認します。痛みや出血量に変化があれば、このときに医師へお伝えいただけます。

  2. 1〜2週間後の診察

    再度エコー検査を行い、子宮の回復具合を確認します。仕事や日常生活に無理が出ていないかもあわせて伺います。

  3. 月経後の子宮鏡検査

    月経が一度来たあとの時期に、ファイバースコープを使った子宮鏡検査を行います。痛みはほとんどなく、数分で終わる検査です。モニターを見ながら、子宮内に取り残しや炎症・癒着などがないかを直接確認し、将来の不妊症につながる変化を見逃さないようにします。

出血が急に増えた、痛みが強くなったなど気になる変化があれば、予定の診察日を待たず教えてください。

術後の避妊

手術のあとは排卵の働きが早く戻るため、体は思っているよりも早く妊娠できる状態に戻ります。同じ不安を繰り返さないために、当院では低用量ピルによる避妊を手術直後からご案内しています。

低用量ピルが合わない方や別の方法を希望される方もいらっしゃいますので、退院前の診察でお気持ちを伺いながら一緒に決めていきます。

日常生活の目安

退院後の過ごし方については、仕事復帰や入浴のタイミングなど、似たご質問をいただくことがよくあります。個人差があるので、下記を目安に体調を見ながら過ごします。

項目目安
仕事復帰翌日から可能です。体調に波がある場合は、無理をせず休みながら進めます。
入浴シャワーは翌日から可能。湯船は診察で医師の許可が出るまで待ちます。
性交渉の再開出血が完全になくなってから3週間以降、遅くとも次の生理が来るまでは控えます。
次の生理1〜2ヶ月後が目安です(排卵は先に回復するため、生理の前でも避妊が必要です)。

体調に不安があるとき

予定の診察日を待たずお電話いただきたい症状
  • 出血量がナプキンをすぐに交換するほど多い
  • 強い下腹部痛が続く
  • 38度以上の発熱がある
  • おりものの色・においがいつもと違う

様子を見てよいか迷う場合も、電話口で症状を伝えていただければスタッフが判断します。

よくあるご質問

Q
仕事に戻れるのはいつからですか?
A

翌日から戻れます。ただし本調子でない場合は、無理をせず休みを挟みながら進めましょう。

Q
入浴はいつからできますか?
A

シャワーは翌日から浴びられます。湯船に浸かるのは、診察で医師の許可が出てからにしましょう。

Q
性交渉の再開はいつからですか?
A

出血が完全になくなってから3週間以降、遅くとも次の生理が来るまでは控えます。

Q
次の生理はいつ来ますか?
A

個人差はありますが、手術後1〜2ヶ月が目安です。排卵はそれより先に回復するため、生理が来る前でも避妊が必要です。

Q
出血が続く、発熱があるなど体調が心配なときはどうすればよいですか?
A

予定の診察日を待たず、お電話でお知らせください。出血量の増加や強い腹痛、38度以上の発熱は早めの受診が必要なサインです。

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この記事の監修者

院長 堀 量博

院長

堀 量博(ほり かずひろ)

堀産婦人科

  • 日本産婦人科学会認定医
  • 日本臨床細胞学会指導医
  • 母体保護法指定医
院長プロフィールを見る

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