認証施設と非認証施設の違い
認証制度における施設の位置づけ
日本医学会が運用するNIPT認証制度では、専門的な遺伝カウンセリングや確定検査までの体制を整えた「基幹施設」と、基幹施設と連携しながら地域の窓口となる「連携施設」の2種類に医療機関を区分しています。堀産婦人科は連携施設(基幹施設は愛育病院)として認証を受け、検査前後の遺伝カウンセリングを自院で行える体制を整えています。
インターネットで検査施設を探すと、認証・非認証の区別がわかりにくい表記のホームページも少なくありません。施設を選ぶ際は、まず日本医学会が公表する認証施設一覧に掲載されているかどうかをご確認ください。
認証施設と非認証施設の比較
認証施設と非認証施設の違いは、検査対象疾患の範囲、遺伝カウンセリング体制、陽性・判定保留時の連携先の3点に集約されます。それぞれの違いを整理すると、次のとおりです。
| 比較項目 | 認証施設(堀産婦人科を含む) | 非認証施設 |
|---|---|---|
| 検査対象疾患 | 21・18・13トリソミーの3疾患に限定 | 微小欠失など幅広い項目を検査対象に含める施設もある |
| 遺伝カウンセリング | 検査前後に専門知識を持つ医師が実施 | 実施の有無・体制は施設ごとに異なる |
| 陽性・判定保留時の連携 | 確定検査(羊水検査等)への紹介体制を整備 | 紹介体制の有無は施設ごとに異なる |
| 検査対象の精度 | 学会基準に基づき対象を絞ることで精度を担保 | 対象を広げた項目は検出精度が十分に確立していない場合がある |
検査対象が広いことは、必ずしも安心材料にはなりません。認証制度が対象を21・18・13トリソミーの3疾患に絞っているのは、これらについては臨床データの蓄積があり、結果の意味を医学的根拠に基づいて説明できるためです。対象を広げた項目の中には、検出精度の検証が十分に確立していないものも含まれます。
非認証施設を選ぶ際に注意したい点
非認証施設を選んだ場合、次のような点でお困りになるケースが報告されています。
- 検出精度が十分に確立していない項目まで「わかる検査」として案内されている場合がある
- 検査前後の遺伝カウンセリングがなく、数値の意味を理解しないまま結果だけを受け取ることになる場合がある
- 陽性判定や判定保留となった際の確定検査・専門施設への紹介体制が整っていない場合がある
結果の数字だけがひとり歩きすると、必要以上に不安を抱え込んでしまうことがあります。堀産婦人科では、検査結果の意味を正しくご理解いただけるよう、判定保留・陽性のいずれの場合も医師が時間を取って説明し、次にとれる選択肢を一緒に確認します。非認証施設のご案内は行っておりません。
堀産婦人科が用意している体制
堀産婦人科では、検査前の遺伝カウンセリングから結果説明、陽性・判定保留時の紹介先確保まで、一貫した体制でNIPTをご案内しています。実績では陰性的中率99.99%以上、判定保留となる方は0.4%程度にとどまっており、多くの方が一度の検査で明確な結果を受け取っています。
万が一判定保留となった場合はNIPT検査費用(99,000円)を返金し、陽性判定後に必要となる羊水検査は連携先の愛育病院で受けていただき、その費用も当院が負担します。追加費用を心配せず、結果と向き合う時間に専念していただける体制です。
よくあるご質問
費用の違いよりも重要なのは体制の違いです。堀産婦人科のNIPT検査料金は99,000円ですが、非認証施設では料金体系が異なる場合があります。金額だけで比較せず、遺伝カウンセリング体制が整っているかどうかをあわせてご確認ください。
はい、他院で検査を受けた後のご相談も承っています。結果の受け止め方や追加の検査についてご不安があれば、遺伝カウンセリングの中でお話しください。
日本医学会が公表している認証施設の一覧に掲載されています。ホームページの記載だけで判断せず、この一覧で確認することをお勧めします。
堀産婦人科は連携施設として認証を受けています(基幹施設は愛育病院です)。区分にかかわらず、検査前後の遺伝カウンセリングは当院内で行っています。
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この記事の監修者
認証・非認証の違いについてさらに詳しく知りたい場合や、受診の流れ・料金を確認したい場合はNIPT受診を希望される方へのページをご覧ください。