婦人科でご相談いただける診療

婦人科の診療メニューは、大きく分けて9つあります。気になる症状や目的に近いものを、下の一覧からお選びいただけます。
どの診療も、まずはお話をうかがうところから始めます。

お悩み・目的ご案内ページ
生理不順・PMS・月経困難症・不正出血がある生理・月経外来
生理痛や月経量をコントロールしたい、緊急避妊をしたいピル外来(低用量ピル・アフターピル)
おりものの変化やかゆみが気になるおりもの・かゆみのご相談
性感染症の心配がある、検査を受けたい性感染症(STD)検査・治療
月経量を減らしたい、長期間の避妊を続けたいミレーナ(子宮内システム)
ほてり・気分の不調など更年期の症状がある更年期外来
症状はないが定期的にがん検診を受けたいがん検診・レディースドック
結婚・妊娠に備えて体の状態を確認したいブライダルチェック
子宮頸がんを予防したい(女性・男性とも)HPVワクチン外来

生理・月経のお悩み(生理不順・PMS・月経困難症・不正出血)

生理の周期がバラバラだったり、生理前になると気持ちが沈んで人に強く当たってしまったり。「これくらいで受診していいのかな」と迷ったまま様子を見ている方に、よくお会いします。
周期のずれやPMS、強い生理痛、生理の時期以外の出血は、いずれも生理・月経外来でうかがっている症状です。問診とエコー検査で子宮・卵巣の状態を確認したうえで、低用量ピルでホルモンバランスを整えるか、体質に合わせた漢方薬を使うか、症状に応じて一緒に考えていきます。

次のような症状があれば早めのご相談を
  • 周期が24日未満、または39日以上と大きくずれている
  • 生理が3ヶ月以上こない
  • 生理前の心身の不調が仕事や生活に支障が出るほどつらい
  • 市販の鎮痛薬が効かないほど生理痛が強い、年々強くなっている
  • 生理の時期以外に出血がある

生理の時期以外の出血は、量や日数に関わらず一度診てもらうと安心です。ほとんどはホルモンバランスの乱れによる機能性出血ですが、ポリープや炎症、まれに子宮体がん・子宮頸がんが関わっていることもあります。
詳しい受診の目安は生理・月経外来のページに載せています。

ピル外来(低用量ピル・アフターピル)

生理痛やPMSを毎月やわらげたい方には低用量ピル、避妊に失敗した・避妊をしていなかったという方には緊急避妊薬(アフターピル)を用意しています。

低用量ピルは飲み続けていただくお薬で、1シート(1ヶ月分)3,000円、初診料6,000円は初めての方だけです(いずれも税込)。血栓症などの副作用が出ることがあるため、頭痛やむくみ、ふくらはぎの痛みなど気になる変化があれば教えてください。アフターピルは効果を出せる時間に限りがあり、性交後72時間以内の服用が必要です。

迷っている時間がもったいないので、思い当たることがあれば早めの受診が安心です。問診の内容に問題がなければ、その日のうちにどちらもお渡ししています。自分ではどちらに当てはまるか判断がつかなくても、心配いりません。来院時にお話をうかがったうえで決めていきます。低用量ピルとアフターピルの違いや服用前の注意点はピル外来のページに詳しくまとめています。

おりもの・かゆみのお悩み(カンジダ・細菌性腟症など)

おりものの量や状態は月経周期の中で自然に変化しますが、量が急に増えた、色やにおいが変わった、かゆみを伴うといった変化があるときは受診のタイミングです。多くはカンジダ腟炎や細菌性腟症など、腟内フローラの乱れによるもので、性行為の有無に関わらず起こります。
問診・視診・おりもの検査で原因を調べ、顕微鏡で確認できたものはその日のうちにお薬をお渡しできます。
詳しくはおりもの・かゆみのご相談のページに載せています。

性感染症(STD)の心配

女性の性感染症は自覚症状が出にくく、気づかないまま進行することが少なくありません。心当たりのある機会があれば、症状がなくても検査を受けることをおすすめします。
クラミジア・淋菌・梅毒・HIVなど、ご希望に応じて必要な項目をまとめて調べることができます。
詳しくは性感染症(STD)検査・治療のページをご覧ください。

ミレーナ(子宮内システム)

月経量の多さや月経痛がつらい方、長期間の避妊を続けたい方には、ミレーナという選択肢があります。
子宮の中に入れる小さな器具で、黄体ホルモンを持続的に放出し、経血量や月経痛を軽くする効果が期待できます。過多月経・月経困難症の治療が目的であれば健康保険が適用されます。
詳しくはミレーナ(子宮内システム)のページに載せています。

更年期の不調(ホットフラッシュ・気分の変化など)

閉経の前後約10年間は更年期と呼ばれ、ほてりや発汗、気分の落ち込み、不眠などさまざまな不調が現れることがあります。
日常生活に支障が出るほどつらい場合は更年期障害として治療の対象になり、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬など、体質や症状に合わせた選択肢があります。詳しくは更年期外来のページをご覧ください。

がん検診・レディースドック

症状がなくても、年に一度は子宮がん検診・乳がん検診を受けておきたいところです。
単体の検診のほか、子宮・卵巣まで幅広く見る婦人科総合検診、これから妊娠を考えている方向けの妊活ドック、パートナーの男性不妊症検査まで、目的に合わせた7つのプランを用意しています。
料金は子宮がん検診8,800円から妊活ドック60,000円までと幅があります(いずれも税込)。プランごとの検査項目・料金はがん検診・レディースドックのページでご確認いただけます。

ブライダルチェック

結婚や妊娠を考え始めたタイミングで受けていただきたいのが、ブライダルチェックです。子宮・卵巣の状態や性感染症の有無、ホルモンバランスなど、将来の妊娠に関わる項目をまとめて調べます。料金は23,000円、検査項目を追加したプランは25,000円です(いずれも税込)。

子宮筋腫や性感染症は自覚症状が出ないまま進むこともあるため、結婚が決まっていない段階でも受けていただけます。パートナーと一緒の来院もでき、男性側は男性不妊症検査で対応しています。詳しくはブライダルチェックのページに載せています。

HPVワクチン外来

子宮頸がんの多くは、HPV(ヒトパピローマウイルス)というありふれたウイルスの持続感染がきっかけで起こります。当院では女性だけでなく男性の接種にも対応しており、港区にお住まいの男子を対象とした接種助成も使えます。接種した部分が痛んだり腫れたりすることがあります。

定期接種の対象年齢は小学6年生〜高校1年生相当で、対象年齢を超える場合などは自費での接種になります。費用は医療機関によって異なるため、詳しくは予約の際にお尋ねいただくか、HPVワクチン外来のページをご覧ください。パートナーへの感染を防ぐという意味でも、男性の接種を考えてみる価値があります。

よくあるご質問

Q
婦人科の受診に予約は必要ですか?
A

予約がなくても診察は受けられます。アフターピルのように急ぐ場合は、WEB予約を使っていただくと待ち時間が短くなります。生理のお悩みやがん検診、ブライダルチェックのように急がない診療も、事前に予約しておくと当日の流れがスムーズです。

Q
生理不順や不正出血はどの診療科で相談できますか?
A

生理・月経外来でまとめてうかがっています。周期の乱れ、PMS、月経困難症、不正出血のいずれも同じ窓口でご相談いただけます。

Q
低用量ピルとアフターピルのどちらを受診すればよいか迷っています。
A

性交後72時間以内なら緊急避妊薬(アフターピル)、日々の生理痛やPMSを軽くしたいのであれば低用量ピルです。自分では判断がつかなくても心配いりません。来院時にお話をうかがってから決めていきます。

Q
がん検診とブライダルチェックはどちらを受ければよいですか?
A

婦人科の定期検診として受けるならがん検診、結婚や妊娠に向けて幅広く調べたいならブライダルチェックが向いています。両方を組み合わせて受ける方もいます。

この記事の監修者

院長 堀 量博

院長

堀 量博(ほり かずひろ)

堀産婦人科

  • 日本産婦人科学会認定医
  • 日本臨床細胞学会指導医
  • 母体保護法指定医
院長プロフィールを見る

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