生理・月経外来
生理不順の受診目安

周期が24日未満、または39日以上とずれている、生理が3ヶ月以上こない、経血量が急に増えたり減ったりした。こうした「いつもと違う」変化が受診の目安です。
一時的なずれで終わることもあれば、治療が必要な状態が隠れていることもあります。気になった時点で一度診てもらうと、今後の見通しが立ちやすくなります。
考えられる背景
診察の流れ
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問診
直近数か月の周期や経血量の変化をうかがいます。基礎体温をつけている場合は、当日ご持参いただくと診断の参考になります。
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内診・超音波(エコー)検査
子宮・卵巣の状態を確認します。
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血液検査
原因を絞り込むために必要と判断した場合に行い、ホルモン値を確認します。
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治療方針のご相談
周期を整えたい方には低用量ピル、体質からゆるやかに整えたい方には漢方薬というように、希望に沿って選びます。
PMS(月経前症候群)
PMSは生理の1〜2週間前から出る心身の不調で、生理が始まると自然に軽くなっていくのが特徴です。低用量ピルや漢方薬で症状をやわらげられることが多くあります。
症状の内容や強さ、仕事や家庭生活への影響をうかがい、低用量ピルにするか漢方薬にするかを一緒に決めます。生活に支障が出るほどつらいなら、治療で軽くできる場合があります。
月経困難症(生理痛が重い場合)
市販の鎮痛薬が効かないほどの強い生理痛や、経血量の増加、鎮痛薬の量が増えているといった変化がある場合、子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫など別の疾患が隠れていることがあります。月経困難症には、明らかな異常が見当たらない「機能性」と、病気が背景にある「器質性」の2つのタイプがあります。
| タイプ | 主な特徴 | 当院での対応 |
|---|---|---|
| 機能性月経困難症 | 子宮や卵巣の検査で明らかな異常が見当たらないもの | 低用量ピルで痛み・経血量をコントロール |
| 器質性月経困難症 | 子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫などが背景にあるもの | 進行を抑えるホルモン療法のほか、疾患の大きさや症状の強さによっては手術も選択肢になることを説明 |
低用量ピルの服用方法や費用は低用量ピル処方のページにまとめています。
不正出血
量や期間にかかわらず、生理の時期以外の出血は一度受診しておいたほうがいい変化です。原因の多くはホルモンバランスの乱れによる機能性出血ですが、ポリープや炎症が見つかることもあり、まれに子宮体がん・子宮頸がんが背景にある場合もあります。
- 性交後に出血がある
- 閉経したはずなのに出血がある
- 出血が続く期間や量がだんだん増えている
少量の茶色いおりもの程度でも、自己判断で様子を見ず、早めに診察を受けてください。問診・内診・超音波検査を行い、出血の状況によっては子宮頸がん検診や血液検査もあわせて原因を確認します。原因に応じてホルモン治療を行うほか、疾患が見つかった場合は精密検査や専門的な治療につなげます。
よくあるご質問
数か月程度の乱れなら経過を見ることもありますが、3ヶ月以上生理が来ない、極端な周期の乱れが続くときは受診をおすすめします。診察とエコー検査で原因を確認したうえで、低用量ピルや漢方薬による治療を選んでいきます。
生理・月経外来で両方に対応しています。症状の内容や強さをうかがったうえで、低用量ピルにするか漢方薬にするか、合う方法を一緒に選んでいきます。
量や期間に関わらず、生理の時期以外の出血は受診の対象です。まれに治療が必要な病気が隠れていることがあるため、気になった時点で早めに診てもらうことをおすすめします。
決めておく必要はありません。ホルモンで積極的に整えたいか、体質からゆるやかに整えたいか、来院時にお話をうかがいながら一緒に選んでいきます。それぞれの効果や副作用も、診察の中でご説明します。
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この記事の監修者
生理不順やPMS、生理痛の治療については低用量ピル処方のページもあわせてご覧いただけます。何が当てはまるか分からないときも、まずはお気軽にご相談ください。