よくある質問

出血、茶色のおりものについて
妊娠の初期に出血やおりものに血が混じっていたり、茶色のおりものがみられることがあり、これは初期の妊婦さんの2、3割が経験するといわれます。

この時期の出血は流産とは無関係なことが多く、原因は受精卵が子宮の内膜に侵入する時や、小さな赤ちゃん(胎芽)が育つとき、胎盤の元になる絨毛細胞がお母さんから栄養を得るため、子宮の細い血管を破って行くことによる出血と考えられ、出血が流産を引き起こすことは稀なことと考えられています。

しかし、妊娠初期に流産が多いことは事実です。あわてて夜中に救急病院を受診する必要はありませんが、一度診察にいらしてください。
出血が月経より多い場合や強い下腹部痛があるときは早めに受診をお願いします。

腹痛、違和感について
ほとんどの妊婦さんは、妊娠初期からなんだかお腹が張る、チクチクする、痛い、といった違和感を感じます。
少量の出血を伴うこともあります。

赤ちゃんに栄養をあげるために子宮やまわりの器官は充血してパンパンに大きくなります。
そのために引っ張られるような感じや、妊娠による生理的な子宮の収縮によるものがほとんどです。

また妊娠すると便通が悪くなるので便秘のために痛くなることもあります。
大きな子宮筋腫や卵巣が腫れていたり、多量の出血がなければまずは心配ありません。次回の診察までご自宅で様子を見てください。

つわりについて
ホルモンの影響で引き起こされるといわれているつわりですが、詳しい原因はわかっていません。心理的な要因や環境要因もあると言われています。

食べると吐いてしまう、おなかが空くと気持ち悪くなるなど症状はさまざまです。ほとんどの妊婦さんには多かれ少なかれ症状があり、妊娠12〜16週には自然と消失することが多いのですが、まったく症状がなかったり、臨月まで続く方もいらっしゃいます。
また、一人目はつらかったのに、ふたり目はなんでもないという方もいらっしゃいます。

この時期、赤ちゃんは自分で“自活”しています。「赤ちゃんのために栄養を摂らなきゃ」と思わないでご自分が楽なようになさってください。
治療はビタミンB6や漢方薬、吐き気止めなどが効果的なことがあります。
あまりに症状が強い場合は点滴や入院も考えます。
家の中にいるより、出来る範囲で仕事をしたり、外出して紛らわした方がよいかもしれません。

便秘、下痢について
妊娠すると、ホルモンの影響で腸の動きが悪くなり、便秘や下痢を起こしやすくなります。
特に便秘は我慢しているとおなかも大きくなり、痔にもなりやすくなるのでだんだん悪化して行きます。
マイルドな下剤を処方しますのでご相談ください。

薬を飲んでしまったについて
妊娠が分る前にお薬をのんでしまった!妊娠検査をする前に薬を飲んだ場合とても心配ですよね。
まず、All or Noneの法則といって受精後2週間はどんな薬を飲んだとしても赤ちゃんへの影響は全くありません。
その時期を過ぎていても、風邪薬や胃腸薬などほとんどの薬は心配ありません。

また持病があって薬を飲んでいるかたはすぐに内服をやめないで主治医の先生に相談してください。
妊娠中の薬はもちろんなるべく控えた方がよいのですが、薬は必要があれば飲まなければいけません。自己判断で中止しないようにしましょう。
どうしても心配なかたはこちらに相談してみてください。
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/
http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/kenshu_58-6.pdf