不妊治療について

不妊治療というと、「何か特別なことをするのではないか?」と不安に感じる方も多いかと思います。当院では最初に検査 を行い、妊娠しづらいのはなぜなのかということを探していくところから始めます。しかし、「なぜ妊娠するのか」という基本的なしくみがすべて解明されているのではありません。検査の結果を踏まえて、おふたりのお話をききながら最適な治療法を選択し、かわいい天使が早くやって来てくれるように、スタッフ一同でお手伝いさせていただきます。

当院院長は山王病院リプロダクションセンターで不妊治療の最前線に携わっており、その豊富な経験から皆様をサポートして参ります。治療は「タイミング療法」から「人工授精(AIH)」までを行い、諸検査、治療法は不妊専門施設と同じです。また体外受精など生殖補助医療をご希望される場合は不妊専門施設をご紹介いたします。紹介先の各先生は院長と顔なじみで、情報交換も頻繁に行っております。

不妊症とは

不妊症とは「生殖年齢に達したカップルが結婚後に正常な性生活を送り、避妊をしていないのに1年が経過しても妊娠しない」場合をいいます。平成27年までは“2年が経過しても妊娠しない”でしたが“1年”に改訂されました。

不妊症の頻度は以前「10組に1組」といわれていましたが、最近は「6、7組に1組」ともいわれています。そして現在、体外受精をはじめとする生殖補助医療により世界中で500万人の命がさずかり、日本でも2012年では年間約33万件の治療が行われ、3万7953人が生まれました。これはこの年生まれた赤ちゃんの27人に1人の割合です!

不妊症の原因

不妊症には、主な原因が女性にある「女性不妊」と、男性にある「男性不妊」があります。その割合を統計的に見てみると、女性不妊が40~50%、男性不妊が30~40%。残りの約10%は男女共に原因があるか、または原因がわからないケースです。つまり、全体的にみれば、男女にはほぼ等しく不妊の原因があると考えられます。

女性不妊の主な原因

排卵因子

卵巣の中で卵胞が育ってから排卵するまでに問題がある。

卵管因子

卵管のとおりが悪く、卵子と精子が出会えない。

子宮因子

子宮が奇形であったり、子宮筋腫を患っていたりすることから、受精卵が着床できない。

年齢因子

女性の年齢が40歳をこえると、卵の老化のため、妊娠率が著しく低下する。

男性不妊の主な原因

性機能障害

性交渉のときに思うように勃起や射精ができない。

造精機能障害

精子をつくる働きに問題があり、精液中の精子数が少ない、あるいは精液中に精子がまったく見られない。

精路通過障害

精子を運ぶ通路のとおりが悪く、精子が出てこられない。

男性不妊検査(精子特性分析装置:SQAクイックチェック)を導入

  • 不妊検査:男性の検査が簡単に行なえます。

  • 男性不妊治療効果の確認:治療による精子機能改善効果が検証できます。

  • ブライダルチェック:結婚前に一度チェックすることで、早期発見、早期治療につながります。

  • 健康管理:定期的に精子を測ることでストレスや体調の状態をチェックしましょう。

    ご希望の方は、お気軽にご相談下さい。

    男女の相性が原因の場合

    免疫性不妊

    女性側の免疫機能により、体内に入ってきた精子を異物ととらえて受け付けないため、精子が子宮腔に入れない。あるいは受精が障害されるなど。

    原因が不明の場合

    原因不明不妊(機能性不妊)

    不妊の原因がわからない。 ※男女ともにさまざまな検査を受けてもこれといった不妊原因が見つからないこともあります。半年から1年半たっても自然妊娠をしないようであれば、詳しい検査を受けたほうがいいでしょう。