卵巣腫瘍はどのような病気ですか?

卵巣腫瘍は身体の奥のほうに出来るため症状がでにくく、たまたま検診で見つかるケースがほとんどです。大きさもまちまちでなかには大人の頭部くらい(さすがにこのくらいになるとお腹が膨れますが)になるものもあります。種類もさまざまで、髪の毛や歯の成分を含むものもあります。

卵巣腫瘍の治療法

超音波検査で1cm大からわかりますが、治療(手術)が必要になるのはだいたい5cm以上のものです。
卵巣腫瘍は良性のものがほとんどですが、なかには卵巣がんと区別がつきにくいものもあります。
卵巣は子宮や消化管のように身体の外部につながっておらず、また内容物が液体のため針を刺して吸引をすると腹腔に漏れてしまうため生検(組織の一部をとって検査すること)が行えず診断が難しいことがあります。また5cmを超えてくると茎捻転といって突然の激痛とともに卵巣がねもとからねじれて卵巣を全部摘出せざるを得ない場合もあるため、現在では腹腔鏡下手術の普及により、以前より比較的小さなものも腫瘍の部分だけ摘出して健常な卵巣は極力手を加えないような手術が行われています。