更年期障害とは

〜閉経は第二の人生の始まり〜

世界最長寿国の日本では、閉経とそれにともなう更年期はあらたな人生へのひとつの節目です。閉経は決してネガティブな出来事ではなく進化の一過程ともいわれています。もし女性に一生涯生理があって子供を産みつづけたら…。超高齢の出産は死と隣あわせですし、小学生のおかあさんが80歳なんて...。閉経をむかえることで"生殖"から解放されて子や孫の世話に専念できるようになったために人間は寿命を延ばしたともいわれています。

しかしまた現代の閉経期はからだの変化ばかりではなく、家族をはじめ、周囲の環境の変化の激しい時期にかさなるため、更年期障害は加齢による変化に社会的要因が複雑に組み合わさって起こります。ホルモン剤を服用することにより劇的に改善される"ほてり"や"肩こり"から、ドクターに話をするだけでも軽減する精神的なものまでさまざまな症状となって現れてきます。

最近ではホルモン補充療法もみなおしの時期にきています。
当院ではひとりひとりの症状にあわせた漢方薬を中心とした処方に加え、かかりつけ医としてよき相談相手となり、患者さまの新たな人生の幕開けをよりよいものにするお手伝いができたらと思っています。

骨粗鬆症

閉経期を過ぎると女性ホルモン(エストロゲン)が低下するため骨量が減少し骨粗鬆症の原因となります。骨粗鬆症患者は1,000万人ともいわれこのために起こる骨折、特に大腿骨頸部骨折は"寝たきり"の大きな原因のひとつとなり社会問題となって久しい状況です。

女性ホルモンの低下は閉経前からはじまります。骨粗鬆症の予防は適切な食生活と適度な運動ですが、40歳を過ぎたら一度骨量の測定をおすすめします。> レディースチェック